臨床に応用されつ々ある循環力学的分析法の検討 : 前編 肺血量の研究
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概要
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I took up the problem of the P.B.V. estimation initiated by Stewart-Ebert, with special reference to the criticism on the method, investigating what does the measured P.B.V. mean.1. T-1824 was injected into pulmonary artery, then the mean pulmonary circulation time was determined. Being put both this value and datum of output estimated by Fick-Cournands method into Stewarts formula, the P.B.V. was calculated.2. While in health the mean P.C.T. was on the average 11.3±1.2 sec. and the P.B.V. 1147±238cc, in essential hypertension without congestive heart failure (8 cases) the former was on the average 19.4±1.4 sec. and the latter 1717±370 cc.3. There are also mentioned the results obtained in bronchial asthma, pulmonary emphysema, ligation of pulmonary arterial stem, mitral stenosis, mitral insufficiency and congenital cardiac anomalies. At the same time the blocd flow through bronchial artery and bronchopulmonary vascular shunt were examined.4. Fluctuation of P.B.V. and other circulatory dynamical data were observed in 4 patients suffered from essential hypertension before and after the application of depressant drugs and in 2 patients with bronchial asthma before and after the use of aminophylline.5. The three components of P.B.V. decomposed into O2-consumption, A-V difference and mean P.C.T. were estimated respectively and the reje ted ellipse area was set up in both health and essential hypertensive group without complication. As a rule data measured in essential hypertension exsist out of the ellipse area found in health. When data obtained in the certain hypertensive cases are put into the equation as to essential hypertension, then there may not only be clarified the correlation between each factor, but also be able to predict whether cardio-pulmonary complication may exsist or not.6. P.B.V. calculated from Stewarts methodi) does not contain the blood volume congesting in lungs, however, ii) does contain the blood volume circulating from left atrium to femoral artery.Increased P.B.V. found in arterial hypertension or left ventricular failure is, at least in part, due to the increased blood volume in left cardiac hypertrophy and dilatation. At this juncture it is noteworthy that the change of intracardiac chamber volume is quite of different manner depending upon whether the hypertrophy is concentric or eccentric. However, by means of routine fluoroscopy including angiocardiography, it cannot closely be investigated to what extent does the blood volume in left cardiac chamber partake with P.B.V., provided that an approximate calculation of the blood volume in aorta can be made by Wezler-Bögers method.
- 社団法人 日本内科学会の論文
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