膵島局所におけるInsulin分泌調節機構にかんする研究 : 第3編アミノ酸の局所性Insulin分泌効果について
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概要
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膵島局所におけるinsulin分泌調節機構研究の目的でアミノ酸膵局所動注後の還流静脈血漿insulin様活性を下垂体副腎髄質剔出ラット法により測定した. L-histidineまたはglycine注入後は一過性のinsulia放出を認めたが, L-leucine注入後は認めなかつた.さらに,前二者のinsulin放出効果が膵局所性に行なわれることを確認し,それらの強力な金属結合能に照らして,膵島B細胞内亜鉛の変動を介するinsulin分泌機序を想定した.
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