各種スラッジの静置から定常流動に至る間のレオロジー的性質
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
静置から定常流動に至る間の固-液分散系のレオロジー性質が円錐・平板型レオメータを用い, 試料側面の変形や流動状態を可視化する方法で調べられた. 平板の角加速度ならびに定常回転速度が精度よく制御された. 試料はγ-ゲータイト, 炭酸カルシウム, 関東ローム, 活性汚泥などである. それらはその固体的性質については塑性体あるいは弾塑性体のどちらか一方に分類することができた. 両者に共通する性質は試料層の一部分が降伏し, 降伏後もさらに応力がある値まで増加しその後チキソトロピー的に応力が減少することであった. 応力の最大値は回転角加速度の増加と共に増加した.
著者
関連論文
- 各種スラッジの静置から定常流動に至る間のレオロジー的性質
- 圧密解析 : 近似圧密理論について
- 二平行流混合層流れにおける巻上げ運動中のレイノルズ応力分布
- 圧密解析 : 圧密における粒子層のレオロジー
- 蛍光pH指示薬を利用した局所混合計測
- 壁境界層と2次元渦状運動との相互作用
- 2平行流混合層遷移流れに関する実験的研究
- 局所濃度測定用微小電極の感度
- 強い旋回条件下におけるスワ-ルジェット噴出直後の流動特性
- 回転楕円体気泡の径,形状,移動方向,移動速度の同時測定に関する一方法