高直接ビリルビン血症を伴ったICG排泄異常症の1例
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概要
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A case of indocyanine green (ICG) discharge abnormality accompanying a direct-type bilirubin (d-bil)-dominant high bilirubinemia, 28-year old male, is reported hereunder. He was hospitalized for jaundice as the main complaint, but his liver function tests revealed no abnormal transaminase, ALP, γ-GTP except that his d-bil was high. However, his ICG discharge test revealed very low plasma disappearance and transfer rate constants while the BSP's same rates were normal. There were no abnormal findings by laparoscopy and biopsy of the liver tissue under light microscope, but by electron microscope, precipitation of lipofuscin like granules within the hepatic cells or Kupffer cells, enlargement of smooth-faced follicles and swelling of mitochondria were seen.<BR>A case like this with no abnormal findings of liver function tests and morphological studies but having ICG-discharge abnormality with high value of direct-type bilirubin is considered to be the very first case ever reported.
- 社団法人 日本肝臓学会の論文
著者
-
吉田 浩
福島県立医科大学 第2内科
-
森藤 隆夫
福島県立医科大学 内科学第二講座
-
村井 隆夫
福島県立医科大学 第2内科
-
粕川 礼司
福島県立医大第2内科:ニューヨーク州立バッファロー大学細菌免疫学教室
-
斉藤 孝一
福島県立医科大学第2内科
-
内藤 真
福島県立医科大学第1病理
-
粕川 礼司
福島県立医大第2内科
-
森藤 隆夫
福島県立医科大学第2内科
-
森藤 隆夫
福島県立医大第2内科
-
吉田 浩
福島県立医科大学第2内科
-
吉田 浩
福島県立医大第2内科
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