肝の線維化調節因子-培養線維芽細胞を用いての検討
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概要
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シロネズミ正常肝,急性CCl<SUB>4</SUB>傷審肝,およびCCl<SUB>4</SUB>あるいはブタ血清投与による線維肝ホモジネート上満中の線維化調節因子<SUB>3</SUB>T<SUB>6</SUB>細胞を用いて検討した. <BR>1) <SUB>3</SUB>T<SUB>6</SUB>総胞によるコラーゲン産盗は急性CCl<SUB>4</SUB>傷審肝ホモジネート上清で促進効果がもっとも顕著であった. <BR>2) 加熱により急性CCl<SUB>4</SUB>傷害肝ホモジネート上清の線維化促進効果は減少する. <BR>3) 急性CCl<SUB>4</SUB>傷害肝ホモジネート上清に等量の正常肝ホモジネート上清を加えると前者の線維化促進効果は減少する. <BR>4) 上記急性ならびに慢性傷害肝ホモジネートはBioGel P-10によるクロマトグラフィーにより3つの分画に分けられた. <BR>5) クロマトグラフィーによる3つの分画ともにほぼ同様の線維化促進効果が認められた.
- 社団法人 日本肝臓学会の論文
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