2成分粒子分散系の導電特性
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概要
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形状と導電率が異なる2種類の粒子が分散する系の有効導電率を実験的, 理論的に考察した.はじめに, 単成分粒子分散系の有効導電率と分散粒子の形状, 導電率, および粒子濃度の関係を測定し, 従来報告されている理論式と実験結果を比較検討した.この結果, 高粒子濃度域では分散系の有効導電率は粒子の配向と粒子同士の接触導通の影響を大きく受けることを示した.次に, 2成分粒子分散系の有効導電率を粒子の形状と導電率, 総粒子濃度および混合比率の関数として理論的に導き, 実験結果と比較検討した.
- 社団法人 化学工学会の論文
著者
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古内 正美
豊橋技術科学大学
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後藤 圭司
豊橋技術科学大学
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深川 貴弘
豊橋技術科学大学 エネルギー工学系
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鈴木 祥浩
豊橋技術科学大学 エネルギー工学系
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古内 正美
豊橋技術科学大学 エネルギー工学系
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