横磁場下における液体金属の非定常自然対流の数値解析
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概要
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容器内の液体金属が器壁から加熱・冷却を受けて自然対流を呈し, かつ外部から磁場をかけられている場合に対するモデル式を与え, これの数値解析を行った.ハルトマン数を100から500にステップ的に増加させたとき, 流れの方向が浮力に従う方向と逆らう方向に交互に逆転して最終的に弱い流れに収束した.この過渡特性の詳細を流れ関数線図で可視化した.一方, 磁気プラントル数の値を1から10<SUP>4</SUP>まで変化させ, その効果を検討し, 熱伝達率も対流形態も変化しないことから, 磁場は流体内で一様と見なせることを考察した.
- 社団法人 化学工学会の論文
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