高温し尿発酵液のクロスフロー濾過
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概要
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耐熱性膜を用いて, し尿の高温発酵液のクロスフロー濾過を行い, 操作条件が膜透過流束に及ぼす影響について検討した.<BR>その結果, 限界流束が得られ, その値は原液流速が大きいほど, また濃度が低いほど大きかった.また, 膜モジュールの構造が大きく影響し, 平膜モジュール (NTR-C70-F) では管状膜よりも3〜5倍ほど高い限界流束が得られた.膜面にはゲル層が形成され, その比抵抗は約4.5×10<SUP>15</SUP>m・kg<SUP>-1</SUP> (300kPa) と高い値を示した.<BR>長期パイロットテストにおいては, 安定した透過流速が得られ, 原液流速2m・s<SUP>-1</SUP>で約1.6m<SUP>3</SUP>・m<SUP>-2</SUP>・d<SUP>-1</SUP>の値であった.<BR>その膜透過液中には市販液肥と比べてNH<SUB>4</SUB>-N,Cl<SUP>-</SUP>が多いことも明らかとなった.
- 社団法人 化学工学会の論文
著者
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松本 豊
静岡県工業技術研究所
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戸塚 好之
静岡県工業技術センター化学部
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松本 豊
静岡県静岡工技セ
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山本 成一
東洋クリーン化学 (株)
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河嶋 〓男
東洋クリーン化学 (株)
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越智 昭博
東洋クリーン化学 (株)
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宮内 完吾
東洋クリーン化学 (株)
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宮内 完吾
東洋クリーン化学
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戸塚 好之
静岡県工業技術センター
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