オレイン酸エステルに対する気体の溶解度
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概要
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気体の溶解度については, ヘンリー定数と溶媒の特性との関係が論じられ, また, 測定方法についても精度向上の観点から種々の装置の考案や既存の装置の応用がなされている.<BR>ここでは,3種のオレイン酸エステルに対する気体の溶解度を測定した. これらの溶媒はアピエゾンオイルやフタル酸のエステル類と共に蒸気圧の低い液体として知られており, 減圧下で稼働する装置などにおいてよく使用されている. また, ガスクロマトグラフ分析で用いられることもあって, しばしば気体の溶解度に関する知見が必要になる. そこで, オレイン酸のメチル, エチルおよびn-ブチルエステルに対する5種類の気体(He,H<SUB>2</SUB>,N<SUB>2</SUB>, O<SUB>2</SUB>, CO<SUB>2</SUB>)の溶解度を大気圧以下において測定した.
- 社団法人 化学工学会の論文
著者
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新井 親夫
信州大学繊維学部
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佐納 良樹
信州大学繊維学部精密素材工学科
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吉玉 拓生
信州大学繊維学部 精密素材工学科
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西原 健二
信州大学繊維学部 精密素材工学科
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佐納 良樹
信州大学繊維学部 精密素材工学科
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