養殖ハマチ病魚より分離した腸炎ビブリオについて
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概要
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1. 1974年7月に静岡県水試沼津分室で飼育中のモジャコに流行病がみられたが,本病は類結節菌と広義のVibrio parahaemolyticusとの混合感染症であった。2. 広義のV.parahaemolyticusは二型に類別されているが,本菌は二型の中間的生化学的性状を示し,かつ,ヨーロッパウナギおよびモジャコに病原性を示した。3. 本菌は広義のV.parahaemolyticusの定義には一致するので,今後の研究上の便宜からV.parahaemolyticusハマチ沼津型1974と仮称した。
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