ペヘレイから分離された Mycobacterium sp. の病原性
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概要
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水カビ病罹病ペヘレイから分離された Mycobacterium sp. の10および1mg/ml菌懸濁液を作成し, ペヘレイ100g当たり0.2mlずつ筋肉内に接種する方法で実験感染を試みた結果, 前者では14日後, 後者では30日後までに供試魚のすべてが自然発症魚とほぼ同一病徴を呈して斃死した。また, 瀕死魚からは接種菌が純培養的に再分離された。以上のことから, 本菌はペヘレイに病原性を有することが確認された。
- 日本魚病学会の論文
著者
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畑井 喜司雄
College Of Aquaculture And Fisheries Cantho University
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畑井 喜司雄
Department of Veterinary Science, Nippon Veterinary and Life Science University
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LAWHAVINIT Ong-ard
Department of Fish Diseases, Nippon Veterinary and Zootechnical College
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窪田 三朗
Department of Fish Diseases, Nippon Veterinary and Zootechnical College
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戸田 久仁雄
Kanagawa prefecture Freshwater Fisheries Experimental Station
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鈴木 規夫
Kanagawa prefecture Freshwater Fisheries Experimental Station
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畑井 喜司雄
Department of Fish Diseases, Nippon Veterinary and Zootechnical College
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