台湾の養殖エビにおけるバキュロウイルスMBVの疫学調査と病原性について
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概要
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台湾の養殖ウシエビ(P.monodon)の稚エビにおけるMBV保有率は1984〜86年の15〜17%から1988年には80〜85%に増加したが, 親エビは約50%であった。一方, P.penicillatusでは20〜25%であった。MBVの実験感染によってウシエビの稚エビに死亡がみられた。感染したウシエビとP.penicillatusは発育ステージにかかわらず, ストレス下では生存率が有意に低下した。MBVに感染したウシエビの親は細菌の二次的感染によって斃死するように思われた
著者
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Chang P‐s
National Kaohsiung Inst. Marine Technol. Kaohsiung Twn
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CHEN S.-N.
Department of Zoology, National Taiwan University
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Chang P.-S.
Department of Zoology, National Taiwan University
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Kou G.-H.
Department of Zoology, National Taiwan University
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Chen S‐n
Department Of Zoology National Taiwan University
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