台湾の養殖クロダイに寄生する2種のカリグスについて
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概要
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台南で池中養殖されたクロダイから得た2種の寄生性カイアシ類について記載した. Caligus acanthopagri n. sp. は宿主の体表に, Caligus multispinosusは鰓および鰓腔内にみられた. Caligus acanthopagriはCaligus latigenitalisと類似したが, 第4脚の外肢の細部の構造が異なった. 本研究において椎野が1954年クロダイから記載したCaligus diuzeideiは, Caligus latigenitalisであることを明らかにした.
著者
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Lin C‐l
Department Of Zoology National Taiwan University
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Lin C.-l.
Department Of Zoology National Taiwan University
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HO J.-S.
Department of Biology, California State University
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CHEN S.-N.
Department of Zoology, National Taiwan University
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Ho J.-s.
Department Of Biology California State University
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Chen S‐n
Department Of Zoology National Taiwan University
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Lin C.-L.
Department of Aquaculture, National Chiayi Institute of Agriculture
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