トリガイ浮遊幼生の斃死因と考えられるVibrio属細菌について
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概要
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1990年秋, トリガイ(Fulvia mutica)の浮遊幼生飼育時に大量斃死が発生し, 飼育水から一種類の細菌(90F-1)が分離された。本菌はトリガイのD型幼生および殻長1.6mmの稚貝に対し強い病原性を示した。このため, 今回の大量斃死に本菌が大きく関与していたものと考えられた。本菌はVibrio属に同定されたが, 貝類の病原体を含む既報のVibrio属細菌のいずれにも一致しなかった。
- 日本魚病学会の論文
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