4. Sclerotherapy of Hemorrhoids with PAOSCLE
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概要
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PAOSCLE consists of 5 % phenol in almond oil, effect of which on hemorrhoids and other anal diseases was clinically studied. The effectiveness of the agent was judged on the basis of the calculating table devised by, Sakabe and others.<BR>The agent was remarkably effective for bleeding from hemorrhoids. The rate of effectiveness on the first trial was 97.0 %, 66.0 % and 66.7 % for the first, the second and the third grade hemorrhoids respectively. The rate of effectiveness on the second trial improved up to 100.0 %, 88.7 % and 93.3 % respectively. The data show bleeding from hemorrhoids is suspended by the agent in almost every case of hemorrhoids. The result was especially good when the amount of injection was 5 cc or more at one trial.<BR>The effect was also noticed as for the mild prolapse of hemorrhoids, although in that case repeated injection was required. The bleeding from prolapsed mucosa in the cases of so-called " Whitehead-anus " also favorably responded to the injection. However, no effect was noticed in rectal prolapse.<BR>Any influence on liver functions or hematologies were not observed. The side-effect was nil except only a case of temporary malaise. Sclerotherapy with such a low-density agent as PAOSCLE is quite free from such harmful results as induced by conventional necrotherapy.<BR>Sclerotherapy with PAOSCLE is recommended as a measure of choice before the trial of operation.
- 日本大腸肛門病学会の論文
著者
-
坂部 孝
日本大学医学部第3外科
-
加藤 克彦
日本大学医学部第三外科学教室
-
小金沢 滋
佼成病院外科
-
植村 剛
国立大蔵病院外科
-
隅越 幸男
社会保険中央総合病院大腸肛門病センター
-
高野 正博
社会保険中央総合病院肛門病センター
-
岡田 光生
社会保険中央・大腸肛門病科
-
土屋 周二
東京大学医学部第1外科
-
植村 剛
国立大蔵病院 内科
-
松島 善視
医療法人恵仁会松島病院
-
衣笠 昭
医療法人恵仁会松島病院
-
谷脇 孝
健康保険八代総合病院外科
-
岡本 喜雄
健康保険八代総合病院外科
-
坂部 孝
日本大学医学部石山外科教室
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