白ネズミ下垂体前葉のGonadotrophsの免疫組織学的観察
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概要
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NIH-FSH (NIH-FSH-S4)を用いて作成した抗体血清はその抗原との間にオータロニーの二重拡散法によると少なくとも4本の沈降線が明らかである.またこの抗体血清はLH (NIH-LH-S11)を抗原とした場合でも同じく4本の沈降線を認めた.NIH-LH (S11)を抗原として作成した抗体血清ではその抗原との間に2本の沈降線を観察した.しかし,両抗体血清とも吸収法によりpH6.8の寒天に明瞭な一本の沈降線を認めた.これら吸収血清から分離したグロブリンを用い螢光抗体法によりLH含有細胞は主に,腺体の周辺部に,FSH含有細胞は主に腺体の中央部に集合するのを認めた.
- 社団法人 日本畜産学会の論文
著者
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椎野 昌隆
宮崎大学農学部
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RENNELS Edward
テキサス大学医学部
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Rennels Edward
Department Of Anatomy The University Of Texas Health Science Center At San Antonio
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