我が国サラブレッド種集団の遺伝学的分析 : II. 抽出標本と比較した母数の繁殖構造
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概要
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著者らは前報で昭和24〜28,32,35,38,41,44年の繁殖登録雌馬各々100頭の標本馬について,主要ブリーダー及び種馬並びに時期別輸入馬の遺伝的寄与率をWIENER(1953)の方法を用いて計算した.今回は前報の抽出標本馬が同年母数を正しく代表しているかどうかを知るために同じ標本年の繁殖登録雌馬の全数について5代完全血統を材料にして前報と同じ計算を行った.その結果は前報とかなり近く,更にx2検定による適合度の検定の結果も前報に於ける標本馬が母集団の特性を述べる信頼出来る無作為抽出標本であることがわかった.
- 社団法人 日本畜産学会の論文
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