サラブレッドの競走能力の基準としてのPerformance Rates
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概要
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著者は長年競走能力の評価の方法について模索してきた.最近アメリカで所謂Performance Ratesと称される性能評価の新しい方法が開発された.著者はこれの変法として1972年,中央競馬に出走した全3歳馬について,ゴールに於ける一着馬からの馬身差を基にして,レースごと,個体ごとの平均値から補正してReformanceRatesを計算した.ヘリタビリティはかなり高く(0.64),これまでの指標に比べて性能評価に於てより有用であることがわかった.この方法は選択コースの異なる学生の評点に応用されているが,家畜の色々な性能評価にも適用される可能性が考えられる.
- 社団法人 日本畜産学会の論文
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