茶園におけるクモ類相の研究(第2報) : 奈良県茶園における優占種とその季節的消長
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概要
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1.茶園におけるクモ類相は柑橘園等と共通な要素(アサヒエビグモ,ハエトリグモ類),水田等と共通する要素(ヤミイロカニグモ,ニセァカムネグモ等)および茶園に独特な要素(ユウレイグモ,ネコグモ)の三つの要素から構成されているものと考えられた。<BR>2.茶園における優占種と考えられるものの中で,ネコグモ,ユウレイグモ,ササグモ,クリチャササグモ,アサヒエビグモ,ヤミイロカニグモおよびフクログモsp.について,その年間消長と生態について観察を行い,ササグモ,クリチャササグモ等については,その産卵期等の検討を行った。<BR>終りに,本研究について終始懇切な御指導,御協力を頂いた追手門学院大学の八木沼健夫教授に深く御礼申上げます。
著者
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