2因子反転試験の補足分析法と不等間隔搾乳試験への適用
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概要
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2因子の反転試験法において,それぞれの処理順序群や反復内の個体数が異なるいくつかの実験をまとめるための分析方法を提示した.分散分析における平均平方の期待値から,前処理の残留効果が存在する場合は処理間差を過大評価する傾向のあることがわかった.また,この方法の適用によって,現行の分析法では検出できなかった処理の効果を検出することができるだけでなく,処理と反復との交互作用効果も分離,検定できることが,不等間隔搾乳試験の数値例を用いて示された.更に,2因子反転法の適応に際して,留意すべき条件についても論議された.
- 社団法人 日本畜産学会の論文
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