被覆肥料の茶園全面施用による施肥効率の向上
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概要
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茶園からの硝酸性窒素の溶脱を抑制するため,うね間に樹冠下を含めた茶園全面に2年間で1回20kgN/10aの被覆燐硝安カリ270日タイプを施用し,それ以外の肥料はうね間に施用して2年間で80kgN/10a(年平均で40kg/10a)の施肥体系を検討した。<BR>全面施肥により施肥量を節減しても,年間窒素施用量70kgN/10aの慣行施肥に比べ収量は同等で,一番茶ではアミノ酸含有率が高まり品質は同等以上となった。また,溶脱する硝酸性窒素濃度をほぼ10ppm以下とすることができた。
- 日本茶業技術協会の論文
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