液体クロマトグラフィー質量分析による脂質メディエーターの定量的プロファイリング : —開発から応用まで—
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概要
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Lipid mediators, including eicosanoids and the platelet activating factor (PAF), are produced from common precursor phospholipids in mammalian tissues and cells. They play diverse roles in a variety of pathological and physiological contexts. For comprehensive lipid mediator profiling purposes, we have developed a liquid chromatography/mass spectrometry (LC-MS) multiplex quantitation method that covers eicosanoids and PAF. In this article, we describe the development of the LC-MS system, the sample pretreatment procedure optimized for this system, and application of lipid mediator profiling in macrophages and animal disease models. Also, we briefly introduce our perspective on label-free differential phospholipid analysis using ultra performance liquid chromatography/mass spectrometry (UPLC-MS).
著者
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清水 孝雄
東京大学大学院医学系研究科 細胞情報
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北 芳博
東京大学大学院医学系研究科
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北 芳博
東京大学大学院医学系研究科生化学分子生物学講座
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清水 孝雄
東京大学大学院医学系研究科生化学分子生物学講座
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