Propolis 長期投与による Otsuka Long-Evans Tokushima Fatty (OLETF) ラットの インスリン抵抗性改善作用
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概要
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Propolis is known to have abundant bioactive constituents and a variety of biological activities. To investigate the effect of Brazilian propolis on insulin resistance, 10-week-old Otsuka Long-Evans Tokushima Fatty (OLETF) rats, a non-insulin-dependent type 2 diabetic model, were treated for 4 weeks with propolis (100 and 300 mg/kg, p.o.) or vehicle (control). Propolis treatment significantly decreased the plasma levels of insulin and insulin resistance index (Homeostasis Model Assessment-Insulin Resistance; HOM-IR), without affecting blood glucose levels and tended to lower systolic blood pressure compared with the control. In isolated and perfused mesenteric vascular beds of OLETF rats, propolis treatment resulted in significant reduction of sympathetic nerve-mediated vasoconstrictor response to periarterial nerve stimulation (PNS) and tended to increase calcitonin gene-related peptide (CGRP) nerve-mediated vasodilator response to PNS compared with in vehicle-treated OLETF rats. However, propolis treatment did not significantly affect the vasoconstrictor and vasodilator response to noradrenaline, CGRP, acetylcholine, and sodium nitroprusside. These results suggest that propolis could be an effective and functional food to prevent development of insulin resistance.
著者
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川﨑 博己
岡山大学大学院医歯薬総合研究科臨床薬学
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座間味 義人
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床薬学
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藤原 弘喜
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床薬学分野
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細田 美穂
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床薬学分野
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日野 隼人
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床薬学分野
-
平井 和浩
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床薬学分野
-
岡本 和明
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床薬学分野
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金 鑫
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床薬学分野
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高取 真吾
日本新薬株式会社創薬研究所
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高木(土井) 志真
株式会社山田養蜂場本社研究開発部
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座間味 義人
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 臨床薬学分野
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藤原 弘喜
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床薬学
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細田 美穂
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床薬学
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日野 隼人
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床薬学
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川 博己
岡山大学大学院医歯薬総合研究科臨床薬学
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座間味 義人
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床薬学分野
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金 鑫
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床薬学分野
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川 博己
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床薬学分野
-
川 博己
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床薬学
-
金 鑫
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床薬学
-
座間味 義人
岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科
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