樹林地創出効果の評価と緑地政策への適用の検討
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概要
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本研究の目的は緑地政策のために, 樹林地創出による効果を分析することである.この目的のために, ヘドニック・アプローチを用いた.そして, ASTER画像から抽出した樹林地分布を用いて, 東京都特別区23区の地価を分析した.その結果は以下のようになった.1)樹林地の外部経済効果は, 地価評価地点から300m以内の樹林地に対して最も高くなった.2)樹林地創出効果は最高で320,400円/m2, 平均137,061円/m2となった.3)本手法は緑地政策への適用に概ね有効であることがわかった.[本要旨はPDFには含まれない]
- 東京大学生産技術研究所の論文
著者
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安岡 善文
国立環境研究所
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小林 優介
株式会社損保ジャパン・リスクマネジメント
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沢田 治雄
東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター
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安岡 善文
独立行政法人国立環境研究所
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小林 優介
(株)損保ジャパン・リスクマネジメント研究開発部
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小林 優介
株式会社 損保ジャパン・リスクマネジメント
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沢田 治雄
東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター
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安岡 善文
東大 生産技研
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沢田 治雄
東京大学生産技術研究所
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