運動器リハビリテーションからみた腰痛症の治療選択
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概要
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平成18年4月の診療報酬改定でリハビリテーションの枠組みが従来の施設規準,人員配置による分類から,疾患・疾病別による分類へと大きく変更された.1人の患者に対し診断から治療まで,それぞれの分野の専門医のもとで責任を持って行うことになったことで,その治療効果の評価が出しやすくなった反面,責任もより重大となった.腰痛は男女ともにわが国では非常に頻度の高い疾患であり,その原因も器質的,病理学的所見のはっきりしたものから,社会的,精神的要因の強いものまでさまざまである.また患者が治療に対して期待することと,医師が考える治療選択は必ずしも一致しない.リハビリテーションの選択はそれぞれの原因,症状,個人特性,さらには地域特性,家族構成までを考慮する必要がある.
- 日本腰痛学会の論文
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