マルチメディア・スーパーコリドーとマレーシアの情報基盤
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
マルチメディアスーパーコリドー(MSC)は21世紀に到来する本格的な情報社会を世界の先進国に伍してマレーシアに実現しようとする大胆なプロジェクトで,世界の注目を集めている。同構想ではクアラルンプールとそれに続く一画に高速通信インフラとサイバー法を整備し,電子政府,多目的カードなどの実現を目指してアプリケーションの実験を行う。本稿ではMSCプロジェクトにおける情報流通に関する取り組み,実際に情報を提供する機関とその情報を紹介する。ほとんどが政府機関のホームページやディレクトリであり,情報流通のための仕組みは整ったもののコンテンツとなるべき電子情報はまだ不足している。最後に,今後のマレーシアの研究開発の方向および発信される情報を予測する。
- 独立行政法人 科学技術振興機構の論文
著者
関連論文
- 第2回東南アジア科学技術情報流通(CO-EXIST-SEA)ワークショップ
- 『日本占領下のマラヤ1941-1945』におけるアーカイブズの利用(ライフサイクル論とcontinuum論のはざまで)
- 東南アジアにおける科学技術情報活動 : 東南アジア科学技術情報流通(CO-EXIST-SEA)プログラムの成果を中心に(アジアを知るPart3 : 東南アジア情報)
- マルチメディア・スーパーコリドーとマレーシアの情報基盤