特許情報の戦略的活用について〜旭化成における戦略データベースの構築とその活用〜
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概要
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旭化成(株)知的財産部・技術情報センターは,当社の種々の組織に分散して存在していた調査機能を,1998年に知的財産部の中に統合・一元化して発足した。技術情報センターは,全社に対する高品質な調査情報の提供と調査啓蒙を主なミッションとしている。その中でも特に,特許情報の戦略データベース(SDB:Strategic DataBase)構築活動は,当社における知財戦略立案と知的財産権の戦略的活用の要との認識の下,発足以来一貫して取り組んできた業務である。本報では,当センターによるSDB構築活動の実情を紹介する。基盤整備,普及,定着の三つの活動期にわたる活動を通じてできあがったSDBの全体像と,その成果について概観し,次いで,この三期それぞれの活動方針,導入の際の課題,その対応策を具体例を交えながら紹介する。
著者
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中村 栄
旭化成(株)新事業本部知的財産部技術情報グループ
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嶌谷 芳彦
旭化成株式会社 知的財産部 技術情報センター
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中村 栄
旭化成株式会社 知的財産部 技術情報センター
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米田 晴幸
旭化成株式会社 知的財産部
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