特許情報解析のプロセスと有効な活用 PAT-LIST研究会アドバイザー活動を通しての考察
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概要
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技術情報を有効活用するためにさまざまな解析ツールや解析手法(特許マップ解析)が提案されている。こういった環境の中,2006年に「PAT-LIST研究会」(株式会社レイテック主催)が発足した。本稿では,筆者が過去6年間の研究会活動でアドバイザーとして取り扱った実際の研究テーマ,中でも2010年度研究会テーマ「特定企業の知財戦略を技術情報解析結果からあぶり出す」を事例として取り上げ,実務上有益な解析プロセスを提案するとともに,解析時の留意点についてプロセスに沿って解説する。テキストマイニングツールを利用したマクロ分析,重要領域設定のための課題/解決手段マップにおける技術分類統制の意義についても紹介する。