ナノテクノロジーの社会的影響に関する問題の構造化
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ナノテクノロジーは社会に極めて大きな便益をもたらすことが期待されている半面、負の社会的影響が生じることも懸念されている。本論文はまず、ナノテクノロジーがいかなる性質を持った問題であるのかを明らかにすると同時に、これまで行われてきたナノテクノロジーの問題分析の仕方ではこの複雑な問題を十分に扱うことが難しいことを指摘する。そして、この問題を分析するための新たな手法を提示するとともに、それを実際に適用し、手法のフィージビリティを確認する。この手法は、問題の認識の異なる人々の間で議論を行う際の共通の土台となる可能性がある。
- 社会技術研究会の論文
著者
関連論文
- 8060 耐震補強普及政策立案のための市民意識の構造化 1/2(耐震・防災,建築経済・住宅問題)
- 8061 耐震補強普及政策立案のための市民意識の構造化 2/2(耐震・防災,建築経済・住宅問題)
- 関係主体間の相互関係に着目した広域交通計画におけるシナリオ分析手法の提案
- 広域交通政策における問題把握と課題抽出手法 : 関東圏交通政策を事例とした分析
- 行政経営システムの必要性
- ナノテクノロジーの社会的影響評価--インタビューと認知マップを用いた問題構造化手法による分析 (特集 ナノテクノロジー)
- ナノテクノロジーの社会的影響に関する問題の構造化
- 異なる場面での類似発言に注目した発話者の信念の抽出と論点推定
- 木造家屋の耐震補強実施に関する判断要因の構造化とそれに基づく施策インパクトの定量的評価手法の提案
- 地域交通システムの成立と発展
- 耐震改修に関する住民意識の解析と施策の新しい方向性の検討(防災対策と市民意識)