肥満をめぐる進歩 : アディポサイトカインの概念
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概要
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脂肪組織はアディポサイトカインと総称される種々の生理活性物質を分泌しており, 過栄養に基づくアディポサイトカインの分泌異常がメタボリックシンドロームの発症・進展に深く関与していることが明らかになった. その中でもアディポネクチンはキー分子と考えられている. 近年, アディポネクチンの分泌低下とNASHとの関係が示され, アディポネクチンがNASHの病態解明や治療法開発において重要な分子として注目されている.
- 社団法人 日本内科学会の論文
- 2006-01-10
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