脱酸素剤の発芽玄米保存への影響と化学発光による品質評価
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
(1) 35℃乾燥した発芽玄米の生菌数は脱酸素剤の有無に関わらず増大せず, GABA含量も6ケ月の保存期間中に顕著な変化はみられなかった.(2) 脱酸素剤を入れずに保存した対照区の試料発芽玄米の6ケ月後の脂肪酸度は52KOHmg/100gであり, 脱酸素剤包装区に比較して劣化が進行した.(3) 対照区では2ケ月後に化学発光量が明らかに低下したが, 脱酸素剤包装区の発芽玄米は, 6ケ月後も製造時の発光量を維持していた. 脱酸素剤の封入は, 製造時の品質を保持するのに有効であり, 化学発光量が品質評価の簡便な指標となりうることが示唆された.
- 2005-11-15
著者
関連論文
- アミノ酸透過能が変化した清酒酵母の特性と醸造への影響
- 情報 乳酸菌を用いた醤油粕の利用
- 乳酸菌を用いた醤油粕の利用
- 納豆菌変異株の特徴解析及び製品試験
- Bacillus subtilis Kinemaからの細胞内セリンプロテア-ゼのクロ-ニング
- 脱酸素剤の発芽玄米保存への影響と化学発光による品質評価
- TiO2溶射皮膜の抗菌性に及ぼす溶射条件の影響
- TiO2溶射皮膜性状に及ぼす溶射条件の影響
- おからの有用オリゴ糖の生産
- サケ及びサケを原料とした魚醤からのアンジオテンシン1変換酵素阻害ペプチドの分離
- アマランサス葉由来赤色色素の利用
- 畜産未利用資源からの有用成分の抽出
- 低アルコール清酒のアンケート調査と試験醸造
- 環境負荷物質のバイオアッセイによる検出法
- 「ホヤ」加工廃棄物の利用に関する研究
- 雑穀種子タンパク質の性質と乳酸菌飲料への利用
- SEAPリポーターアッセイを用いた糖尿病合併症に対する予防効果の評価手法
- 雑穀を利用したシリアル食品の開発