地域在住中高年者の微量ミネラルおよびビオチンの摂取量
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概要
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日本食品標準成分表が5年ぶりに改訂され,ヨウ素,セレン,クロム,モリブデン,ビオチン含有量が新たに収載された。これらの栄養素は平成12年から使用されている「第六次改定日本人の栄養所要量食事摂取基準」に言及がありながら,これまでの食品成分表には収載されていなかった。そのため,日本人の摂取量に関する報告が乏しい。そこで本研究では,無作為抽出された地域在住中高年者(40-89歳,男性1,065人,女性1,050人)を対象とした3日間の食事記録調査に基づき,ヨウ素,セレン,クロム,モリブデンおよびビオチン摂取量を算出した。また性別に5歳刻みの年代群別に1日平均摂取量を算出し,分布を示した。地域在住中高年者のヨウ素,セレン,クロム,モリブデン,ビオチン摂取量の中央値は男性で151。0μg/日,50。1μg/日,6。3μg/日,175。8μg/日,27。3μg/日,女性で117。5μg/日,42。9μg/日,5。3μg/日,132。4μg/日,23。8μg/日であった。
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