沖縄県における暖地型芝草の被覆速度と成育特性(1)
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概要
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沖縄県における暖地型芝草利用のために,センチピードグラス(Eremochloa ophiuroides Hack 以下センチピード)とセントオーガスチングラス(Stenotaphrum secundatum O.Kuntze 以下セントオーガスチン)をもちいて,植付量はセンチピード種子7.5g/m2,セントオーガスチンはほふく茎(2節苗) 4本/m2の水準で6月植付けし,被覆速度と成育特性を調査した。その結果は次のとおりであった。1 .被覆速度について,植付後120日のセンチピードの被覆率は94.7%セントオーガスチンは47.0%とセンチピードの被覆速度が速く,また両草種とも年内刈取りが可能であった。2.植付後2年目(2005年)における年間乾物収量は,センチピードとセントオーガスチンそれぞれ214.2および197.3kg/aであった。また,平均乾物消化率はセンチピード52.6%,セントオーガスチン50.4%とセンチピードが有意に高かった。
- 沖縄県畜産研究センターの論文
- 2006-12-00
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