サクラ201組み合わせ検定試験(第1報)
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概要
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筋肉内脂肪量(以下IMF量)を改良形質としたBLUP法により、平成12年から16年度まで育種選抜したサクラ201を最終止め雄勝とした三元交雑豚について、IMF量のほか、発育、産肉位、枝肉及びその他肉質形質について調査を実施した。第1期では、当場における後継豚として選抜した第4世代種雄豚12頭中、もっともIMF量の育種価が高かった種雄豚A、及びもっとも低かった種雄豚Fの2頭について調査を実施した。調査は、後代検定方法に準じて、種雄豚A及びFをそれぞれ異なる4頭の種雌豚に交配し、生産された同腹生産子豚4頭(雌2頭、去勢2頭)を1組として、それぞれの種雄豚について4組ずつ行い、以下の効果が確認された。1.調査豚のIMF量は、IMF量の育種価が高かった種雄豚Aに比べて、育種価が低かった種雄豚Fの方が多い傾向にあったが、有意な差ではなかった。また、性の違いで比べた場合、雌に比べて去勢の方がIMF量が多い傾向にあったが、有意な差ではなかった。2. 肉質の調査項目中、ドリップロスにおいてのみ、種雄豚の違いにより有意な差が認められた。3. その他の肉質調査項目、pH、肉色(L*、a*、b*)ついについては、種雄豚及び性の違いによるは認められなかった。4. DG、70kg到達日齢及び、105kg終了日齢は、種雄豚の違いによる差は認められなかった。5. 枝肉形質では、胸腰椎数及び胸椎数について、種雄豚の違いにより有意な差が認められ、種雄豚Aの方が、種雄豚Fに比べて多かった(P
- 秋田県農林水産技術センター畜産試験場の論文
- 2008-02-00
著者
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