露地キャベツのチョウ目害虫に対する3種の昆虫病原性糸状菌の混用散布による防除効果
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概要
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宿主特異性の異なる3種類の昆虫病原性糸状菌Paecilomyces fumosoroseus、Beauveria bassianaおよびNomuraea rileyiを混用散布し、露地栽培キャベツに発生するチョウ目害虫に対する防除効果を検討した。1.分生子濃度が10(8)/mlの菌液を1週間間隔で散布することで主要なチョウ目害虫に対して実用的な防除効果が認められた。濃度10(7)/ml菌液の1週間間隔散布では、効果は不十分であった。2.散布間隔について検討したところ、濃度10(7)/ml菌液の2〜3日間隔散布ならびに10(8)/ml菌液の2週間間隔散布では、10(8)/ml菌液の1週間間隔散布に比べて防除効果はやや劣った。
- 近畿中国四国農業研究協議会の論文
- 2010-09-00
著者
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