飼料作物品種比較試験(26)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本試験は、岐阜県内における作付け適応性を調査し、県の奨励品種選定の基礎資料とするため行っている。平成19年度は、トウモロコシ12品種及びイタリアンライグラス5品種の合計17品種について比較試験を実施し次の成績が得られた。1.イタリアンライグラス。いなずま、はたあおば及びナガハヒカリは、奨励品種のワセアオバと同程度の成績であった。カリウム含量及び粗蛋白質含量は、1、2及び3番草において品種間で差がなかった。3年間の試験が終了したいなずまは、ワセアオバに比較して倒伏しにくいが乾物収量は差がなかった。2.トウモロコシ。病害と収量を加味した成績は、34B39(早生)、31P41(中生)がそれぞれ奨励品種のセシリア(早生)、32K61(中生)以上であった。平成18年〜19年の2年間の平均乾物収量は、早生の34B39及びSH4681がセシリア以上で、中生の33Y45が32K61以上であった。しかし、33Y45はごま葉枯病に弱かった。
- 2008-07-00
著者
関連論文
- 飼料作物品種比較試験(27)
- デュロック(D)種豚の新系統の開発研究--第五世代の成績について
- 豚舎臭気の除去について(第3報)排気型ルーフファンの上部に接続できる脱臭装置の開発
- 豚舎臭気の除去について(第2報)散水、バブリング及び噴霧による豚舎臭気の除去効果
- 豚舎臭気の除去について(第1報)散水-寒冷紗方式による豚舎臭気の除去効果
- 堆肥脱臭装置廃液の肥料としての利用と散布機の開発
- 環境に配慮した飼料作物栽培技術の開発--牛糞堆肥、尿素、鶏糞堆肥の施肥量の検討(2)
- デュロック(D)種豚の新系統の開発研究--第四世代豚の成績について
- イタリアンライグラス・トウモロコシ連続不耕起栽培の検討
- 飼料作物品種比較試験(22)
- 環境に配慮した飼料作物栽培技術の開発(第4報)肥効調節型肥料施肥量の検討
- 飼料作物品種比較試験(21)
- 環境に配慮した飼料作物栽培技術の開発--堆肥散布量の検討(3)
- 乳牛における粗飼料の繊維成分組成が消化率及び乾物摂取量に与える影響
- 飼料作物品種比較試験(20)
- 環境に配慮した飼料作物栽培技術の開発--化成肥料の施肥量が生育、収量に及ぼす影響の検討(1)
- セラミック炭を利用したトウモロコシ栽培の検討
- 飼料作物品種比較試験(19)
- 飼料作物品種比較試験(26)
- 飼料作物品種比較試験(23)
- 環境に配慮した飼料作物栽培技術の開発(第5報)基肥に用いる肥料の検討
- 20年間のトウモロコシ品種比較試験成績の解析
- 混播牧草の長期栽培試験
- 飼料作物品種比較試験(26)
- 飼料作物品種比較試験(27)