人工呼吸を必要としない心肺蘇生法の試み
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
救急蘇生の手段としては, 一般に気道確保, 人工呼吸, 閉胸式心マッサージの組み合わせからなる基礎的救命処置が行われている。われわれは, イヌを用いた実験で, まず無呼吸時に気道系に酸素を吹き流すことで血液の酸素化が十分行われることを確認し, 次に閉胸式心マッサージが, 換気効果も合わせ持つことを確認した。この結果をもとに, 酸素を気道系に投与するための食道閉鎖チューブを考案し, 閉胸式心マッサージのみを行う心肺蘇生法を実験で試み, 臨床応用の可能性について考察した。rights: 日本蘇生学会
- 日本蘇生学会の論文
- 1999-00-00
日本蘇生学会 | 論文
- 頭部外傷後のリハビリテーション中, 高血糖昏睡, ショックとなり救命し得なかった1症例
- 交通外傷後のMyonephropathic metabolic syndrome (MNMS) において線溶過剰抑制状態が観察された一例
- ラット窒息モデルの心肺蘇生におけるエンドセリン1至適投与量の検討
- イメージングによる脳蘇生・神経細胞死の病態解析
- 人工呼吸を必要としない心肺蘇生法の試み