ru-eg変換を基本とした総合的な教授プログラムの開発に関する研究 : 内分泌に関する一般的なルールと実例としての性周期を中心に
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概要
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看護学生に対して、母性看護学の教授項目である「性ホルモンと性周期」を、内分泌の一般的ルールの事例として教授した。教授活動の前後に実施した事前・事後テストの誤答分析を行った結果、看護学生の実態として、ホルモンの働きに関する一般的なルールの獲得が不十分であり、月経の開始に関する強固な誤ルールを持っているということ、そして言語の論理的操作が未熟であることがわかった。さらに、教授活動においては、誤ルールとの直接対決を避ける誤ルール懐柔型(「じわじわ型」)ストラテジーを用いて誤ルールを組みかえ、不十分な知識に関しては知識の概念の内包を拡充していく必要性と、ワークシートの使用法について再検討する必要性が示唆された。
- 日本赤十字九州国際看護大学の論文
- 2004-02-28
日本赤十字九州国際看護大学 | 論文
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