ru-eg変換を基本とした教授プランの開発と評価に関する研究 : 内分泌の一般的なruの獲得をめざして
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概要
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本研究では、記憶に頼りがちで知識を孤立させ構造化できない看護学生を対象とし、内分泌の一般的なruを獲得させることを目的として、「性ホルモンと性周期」の教授項目について、ru-eg変換(eg判定、eg探索、eg推測)を基本とした教授活動を行った。事後テストの結果から、予定された内分泌の3つのruは獲得できたと考えられ、教授プラン作成に関しては、(1)獲得させるべきruを最小限に精選しru-eg変換の頻度を高める、(2)ワークシートを用いる際には主として活用するシートを限定する必要性が明らかになった。対象となった看護学生は、本研究により、内分泌の一般的で基本的なruを獲得できたと考えられるため、今後はこのruを手がかりとして、教授項目「家族計画・避妊」をegと関連づけることが可能となり、更なる知識の構造化が実現できると考えられる。
- 日本赤十字九州国際看護大学の論文
- 2005-03-01
日本赤十字九州国際看護大学 | 論文
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