ドイツにおけるコーポレート・ガバナンスの実践的展開
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概要
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今日,株式会社制度が高度に発達している先進工業国においてコーポレート・ガバナンス問題は大きな関心を呼び,同時にこの問題に対する議論の高まりならびに重要性の認識はますます高まってきている。各国の規制緩和を背景にした,資本主義経済体制のグローバル化に伴う企業の活動範囲の広がりは,コーポレート・ガバナンスを現代企業の経営のあり方の見直しという視座に立たせ,これを企業不祥事への対応あるいは防止から,経営活動の効率性確保ならびに企業業績の向上という目的達成への企業戦略の要因の一つと位置付けられるように変化してきている。しかし,経営者の説明責任(アカウンタビリティ)はコーポレート・ガバナンスに不可欠な要素であり,その中でもディスクロージャーについての基本的扱いは各国共通の問題であるものの,コーポレート・ガバナンスの概念は各国の経済体制や社会環境により異なるため,それぞれの国・機関によりその具体的手法には差異が存在することから多様性が認められている。
- 明治大学大学院の論文
- 2001-00-00
著者
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