2007年新潟県中越沖地震による建物被害と地盤災害
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概要
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The Niigataken Cyuetsu-oki earthquake, which occurred on July 16, 2007, created severe hazardous conditions that resulted in extensive damage in the Chuetsu area of Niigata prefecture, Central Japan. In the Kashiwazaki urban area, many buildings and houses were damaged. In particular, buildings employing the old type of wooden constructions that lacked concrete foundation were severely damaged. The distribution of the damage of wooden houses indicated that the intensity of damage was greater at the boundary between the base sedimentary rocks and alluvium. The damage was concentrated in the houses in the Kashiwazaki urban area due to the subsurface geology structure of this region. There was extensive damage through liquefaction and landslides around the base part of the sand dune slope in the northern part of the Kashiwazaki and Kariwa regions. Landslides owing to liquefaction in such sand dune slopes were also caused during the Niigata earthquake in 1964 and the Nihonkai-chubu earthquake in 1983; however, the damage caused by the landslide owing to the liquefaction of the sand dune slope in these cases was not very severe. During the Niigataken Cyuetsu Earthquake in 2004, many areas suffered damage due to liquefaction. The liquefaction of the sand dune slope was generated in the same place as that during the 2004 and 2007 earthquakes; there was severe damage to the environment and the establishments in this area, resulting in huge economic losses.
- 新潟大学災害復興科学センターの論文
- 2008-12-00
著者
-
卜部 厚志
新潟大学積雪地域災害研究センター
-
高濱 信行
新潟大 災害復興科セ
-
卜部 厚志
新潟大 災害復興科セ
-
鈴木 幸治
新潟大学災害復興科学センター
-
高浜 信行
新潟大学・災害研
-
和泉 薫
新潟大学災害・復興科学研究所
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