2007年度神奈川県ニホンジカ保護管理事業におけるモニタリング報告
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
神奈川県では、[生物多様性の保全と再生」、「農林業被害の軽減」、「ニホンジカ地域個体群の維持」を目標として、2003年3月に神奈川県ニホンジカ保護管理計画を策定し、4ヶ年間にわたり保護管理事業を実施した。2007年度には、これらの成果と課題を踏まえ、第2次神奈川県ニホンジカ保護管理計画(以下「第2次保護管理計画」という。)を策定した。第2次保護管理計画では前述の3目標に加え、「分布域拡大による被害拡大の防止」を保護管理の目標に加えている。保護管理事業では、生息環境整備、個体数調整、農林業被害対策等の各種対策の計画数量や場所の決定、効果検証をモニタリング調査結果に基づいて行うこととしている。神奈川県自然環境保全センターではニホンジカの生息動向、植生への影響についてモニタリングを行っているが、本原稿では、2007年度に調査を行った次の項目について、調査目的、調査方法、調査結果及び考察について個別に報告する。1.区画法による生息密度調査。2.糞塊法による生息動向調査。3.捕獲個体分析。4.植生定点調査。
- 2009-03-00
著者
関連論文
- 第1次神奈川県ニホンジカ保護管理事業における植生定点モニタリング
- 2003年度神奈川県ニホンジカ保護管理事業に関する植生調査結果とモニタリング指標の考案
- 2004年度神奈川県ニホンジカ(Cervus nippon)保護管理事業におけるニホンジカ個体群調査報告
- 2003年度神奈川県ニホンジカ(Cervus nippon)保護管理事業におけるニホンジカ個体群調査報告
- 清川村における野生鳥獣による農作物被害に関する調査報告
- 丹沢山地札掛地区におけるニホンジカ(Cervus nippon)生息密度調査結果
- 丹沢山地札掛地区におけるニホンジカ(Cervus nippon)生息密度
- 丹沢山地札掛地区におけるニホンジカの行動圏特性
- 丹沢山地札掛地区におけるニホンジカ (Cervus nippon) 生息密度
- 丹沢山地におけるニホンジカの分布とその生息環境のモニタリングへの地理情報システムの適用
- 清川村における野生鳥獣による農作物被害に関する調査報告
- 2007年度神奈川県ニホンジカ保護管理事業におけるモニタリング報告