両側巨大陰嚢水腫の1例

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概要

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• 症例は65歳，男性．5年前より両側の無痛性陰嚢腫大を自覚していたが放置していた．その後，陰嚢部が徐々に腫大してきたため近医を受診．2010年5月，精査加療目的に当科紹介となった．初診時，右陰嚢部は乳児頭大に，左陰嚢部は小児頭大に腫大していた．単純CTでは両側陰嚢内容は均一なlow density areaを呈し，両精巣は正常サイズで特に異常所見を認めなかった．両側陰嚢水腫と診症例は65歳，男性．5年前より両側の無痛性陰嚢腫大を自覚していたが放置していた．その後，陰嚢部が徐々に腫大してきたため近医を受診．2010年5月，精査加療目的に当科紹介となった．初診時，右陰嚢部は乳児頭大に，左陰嚢部は小児頭大に腫大していた．単純CTでは両側陰嚢内容は均一なlow density areaを呈し，両精巣は正常サイズで特に異常所見を認めなかった．両側陰嚢水腫と診断し，両側陰嚢水腫根治術を施行した．内溶液は両側共に褐色透明の漿液性で，右側が630ml，左側が900mlであった．巨大陰嚢水腫は，本邦では自験例を加えて21例が報告されている．断し，両側陰嚢水腫根治術を施行した．内溶液は両側共に褐色透明の漿液性で，右側が630ml，左側が900ml であった．巨大陰嚢水腫は，本邦では自験例を加えて21例が報告されている．

• 徳島赤十字病院の論文
• 2011-03-25

著者

• 笠井 利則

  徳島赤十字病院泌尿器科

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