履修状況と授業評価アンケートによる21世紀教育における情報科目の分析(第2報) : 情報科目に対する意識や評価の低下傾向
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
情報社会の到来にともない、日本の学校教育において小学校から情報教育を積極的に授業に取り入れるようになり、平成11年の高等学校における学習指導要領の改訂により「情報」が必修科目となった。昨年度からこの学習指導要領による新カリキュラムで履修した高校生の大学への入学が始まった。本学では高校の新カリキュラムに対応するために、一昨年度に 21世紀教育(教養の教育)のカリキュラムを改訂し、情報系科目の改変をおこなった。我々は今年度も引き続き、新カリキュラムの影響と情報系科目への意識の変化を調べる事を目的とした同様の調査をおこなった。その結果は、履修者数の減少や授業評価の低下、といった傾向が見られた。また弘前大学では以前から授業評価アンケートを実施しているが、平成18年度後期から新たな設問項目(「予習・復習」)が加わり、学生の授業に取り組む姿勢を評価できるようになった。この項目では、情報科目(演習)とそれ以外の科目では顕著な差が示された。
- 弘前大学21世紀教育センターの論文
- 2008-03-31
弘前大学21世紀教育センター | 論文
- 公開授業をしてみて
- <書評>土持ゲーリー法一著『戦後日本の高等教育改革政策 ―「教養教育」の構築―』
- Faculty Developmentにおける授業設計シミュレーション講義「環境科学論 -地球温暖化を中心として-」の設計
- 履修状況と授業評価アンケートによる21世紀教育における情報科目の分析(第2報) : 情報科目に対する意識や評価の低下傾向
- <書評>土持ゲーリー法一編著『津軽学―歴史と文化』