関節リウマチ診療における当科の新たな取り組み
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概要
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疾患活動性を評価し適正な治療を調整することで「目標達成に向けた治療を行うこと」“treatto-target”が,関節リウマチ(RA)患者の転帰を最適化する.診断においては,従来の検査のみならず核磁気共鳴画像法(MRI)や超音波検査(US)等の非侵襲的検査が有用である.更にアメリカリウマチ学会(ACR)と欧州リウマチ学会(EULAR)の合同委員会によるRA の新しい分類基準(診断基準)も今後,周知され利用が進むものと思われる.治療においては,アンカー・ドラッグであるメトトレキサート(MTX)を積極的に使用すること,及び各種生物学的製剤の各々の特性と患者背景を考慮して慎重に処方することが重要である.
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