薬物依存症に関連する精神保健相談対応のあり方
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概要
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目的:薬物依存症の本人及び家族への支援の充実強化を図るため、相談対応の実態調査を基礎とし、薬物依存症の相談対応機関等の関わりの方向性を検討し、ハンドブックを作成した。その経過を通じ、本人および家族に対して、途切れることなく継続した支援を展開していく相談対応のあり方について考察したので報告する。方法:薬物依存症相談対応機関への調査、薬物依存症対策推進会議の開催、薬物依存症者・家族の個別調査を通じて相談対応のあり方を考える。結果・考察:これまで各機関がそれぞれ実施していた相談支援の状況を全県的に把握し、一定の対応の方向を示すことができた。薬物依存症の相談に当たる際に関係者のハンドブック活用を促進することで、途切れない支援を行っていく体制づくりにつながり、個別支援の充実が図られると考える。
著者
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