授業評価(聴覚部・16年度)の統計解析 学科と経年変化の累積法による分散分析
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概要
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筑波技術大学短期大学部(聴覚部)の“教育活動に関する点検評価ワーキンググループ”は,平成11年度より学生による授業評価アンケートの統計解析を継続している。これまでに,アンケート評点の平均値を用いて解析し,1~2学科に有意差があることが検定できている。本報では,教員の努力や情報補償機器の充実などは蓄積されていくので,評点は向上しているはずと考え,評点の累積度数分布を用いて累積法により学科間の差,年度効果(年度による向上)を検定した。結果:(1)評点の累積分布:学科ごとの分布形状は異なっており,グループI (基礎教育,デザイン,建築)とグループⅡ(機械,電子,情報)との2分化が特徴的である。(2)学科間の差,年度効果:多くは1%有意である。年度効果が有意な場合,評点は5年間で3~5%向上しているとして良い。(3)累積分布の改善策:評点3を4に,“ふつうをまあ良い”に向上させることが効果的である。
- 筑波技術大学学術・社会貢献推進委員会の論文
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