地域活性化に関する一考察(一)-地域活性化のなかでの商店街活性化の位置-
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概要
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郊外型大型店やショッピングセンター、新興商業集積などの集客力は、後出しジャンケンのようなものであり、新たに登場してくる、より大規模な店舗、より大規模な集積などがそれ以前に存在していた集積や店舗を凌駕していくケースが多く見られる。この状況に生き残る競争が限りなく続くようになれば、従来型で地域密着型の商店街などは、成長の可能性どころか、その存続自体が今以上に危ぶまれることになる。そして、より巨大な商圏をもち、他地域を圧倒していく大型の商業集積地へと種々の集中が起こる一方で、その影響をマイナス面で受ける地域は衰退の道を余儀なくされることになろう。すでに地域格差は大きな問題として取り上げられているが、この問題のさらなる拡大が助長されることになる。
- 2010-03-31
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