条件つき確率を用いた無限個の事象の導入
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
高校数学において確率は，「同様に確からしい」「有限の」事象についてのみ定義される。しかし現実には，根元事象が同様に確からしいわけではない場合や，無限個ある場合がいくらでも生じてくる。それらを直接的に扱おうとするとやや高度な数学的表現が必要となることがあるが，条件つき確率を用いることにより，比較的容易に無限個の事象を処理することができる場合がある。本報告ではそのような例を挙げて，高校数学でも無限個の事象を扱うことを提案したい。
- 愛知教育大学教育実践総合センターの論文
- 2005-02-28
著者
関連論文
- 条件つき確率を用いた無限個の事象の導入
- 8J5-25 カンボジアにみる授業の課題と授業研究(国際教育協力への授業研究からのアプローチ)
- Hitting Time of the Additive Walk with Uniform Steps
- 事象の独立性の判定条件
- カンボジアにおける数学教育の課題と展望
- 算数を好きにさせる斬新な教具 : 豊橋市立磯辺小学校三輪ひろみ先生の提案について
- 数学教育の壁を破る活動 : 豊田市立益富中学校長坂安正先生の提案について
- 主体的な学習態度を生み出す授業 : 尾西市立第二中学校岩田昌樹先生の提案について
- 確率統計における視覚化の効用 : 確率分布と相関係数を見る
- 数列における最大桁の数の分布
- フィードバックと授業改善 : 愛知県立豊田高等学校 藤井達也先生の提案について
- 楽しい教材と学習効果の両立をめざして : 豊川市立豊川小学校 小田勝敏先生の提案について
- 好奇心を呼び起こす確率の指導 : 公開講座の教材から (柴田録治先生御退官記念特集号)
- コンピュータを利用した確率分布の指導法
- コンピュータにおける確率論
- チェビシェフの不等式とその応用
- 一様分布の和の平均到達時間 : eを近似する確率シミュレーション
- 逆正弦法則の一般化へ向けての一考察 : 確率法則は常識を超えるか?