多目的X線回折分析システムの管理運営と利用成果
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概要
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長岡工業高等専門学校には,教育研究の充実や地域社会の発展に寄与するために地域共同テクノセンターが設置されている.テクノセンターにはNCワイヤ放電加工機や走査型電子顕微鏡など,様々な分析測定機器が設置されており,教育研究活動や産学連携事業に利用されている.その中の一つ,多目的X線回折分析システムは,平成18年度に導入されて5年目を迎えた.この多目的X線回折分析システムを構成する2台のX線回折装置,リガクRINT-Ultima-ⅢならびにMiniflexの総使用時間は,それぞれ平成21年度までで893時間と1960時間に達しており,それに伴い教育研究分野で多くの利用成果が報告されている.本報告では,多目的X線回折分析システムを構成するX線回折装置についての概要,これまでの利用状況,公表された利用成果を示して,同機器に関する管理運営ならびに外部機関などとの共同利用に対する貢献状況について述べる.
著者
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